「青の帰り道」鑑賞!ものすごくイタくて痛くて切なく愛おしくて愛に満ちた映画!見れなくなるのもったいない!

映画紹介
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どうも、けんせです。

あともう少しで毎月30本の映画鑑賞に手が届きそうです。今現在は25本。あと五つじゃねーか!…なんの話でしょうね。あぁい!また観終わったら報告します。

で、今回はちょっともうすぐ終わってしまうんですが、すっごく面白くて終わるのがもったいないと思い、もし可能ならすぐに見てほしいので、紹介させたいただきます。こちらです!

「青の帰り道」

どんな映画か?

7⼈の若者達の⻘春群像劇。
群⾺県前橋市と東京を舞台に、地元に残った者、夢を追って上京した者。
それぞれの⼈⽣が交錯し、過去の思いを胸に抱きながら、
新しい未来へ向かって進んでいく。

2008年、東京近郊の町でまもなく高校卒業を迎える7人の若者たち。

歌手を夢見て地元を離れ、上京するカナ(真野恵里菜)。家族と上手くいかず実家を出て東京で暮らすことを決めたキリ(清水くるみ)。漠然とデカイことをやると粋がるリョウ(横浜流星)。カナとの音楽活動を夢見ながらも受験に失敗し地元で浪人暮らしのタツオ(森永悠希)。できちゃった婚で結婚を決めたコウタ(戸塚純貴)とマリコ(秋月三佳)。現役で大学に進学し、意気揚々と上京するユウキ(冨田佳輔)。

7人がそれぞれに大人への階段を上り始めて3年後、
夢に挫折する者、希望を見失う者、予期せぬことに苦しむ者――
7人7様の人生模様が繰り広げられる。
そして、再び“あの場所”に戻った者たちの胸に宿る思いとは――

(HPより抜粋)

映画「青の帰り道」公式サイト
2018年12月7日公開 監督:藤井道人 出演:真野恵里菜/清水くるみ/横浜流星/森永悠希/ 戸塚純貴/秋月三佳/冨田佳輔 主題歌:たられば/amazarashi

この映画どうだった?

☆☆☆☆☆☆☆☆ 素晴らしい!ホントに良かった!

正直言うと、個人的な趣向の問題ですが、いわゆるキラキラ映画というのが苦手でして、最近でも少女漫画原作とか沢山あるじゃないですか(詳しくは言いません、言いたくありません)。この映画もその類のものだと思っていました。

……ところがどっこい、これがすごくキラキラしてなかった!いい意味で、ですよもちろん。おそらくそのように見せかけているんだと思います。

とにかくびっくりするぐらい、怖い。ホラーという訳じゃありません。彼らに襲い来る現実が、です。そしてすごく痛い。心にズキズキきて、とにかくシンドイ。現実に蝕まれていく物語は、非常に重たくてキツいんですよ。だけど観終わっててみると、本当に愛おしい!お話自体は田舎から出てきた若者の話ですけど、正直都会田舎関係なくどこかで通過する青さを帯びてるので、全員に心に来るところがあると思います。

いい青春映画です!

すごくリアリティがある青春で非常に見応えがあります。邦画の青春映画はあんまり見ないのですが、おそらく名作になる映画だったと思います。

この映画は、高畑裕太さんの騒動によって(出演されていたので)お蔵入りになりかけた映画です。だから公開規模も少なく、期間も短いのかもしれません。ただ、これが撮り直しを経て何故公開に踏み切れたのか。色々あるでしょうが、やはりこの映画が面白いから。これは譲れないと思います。

あと主題歌が」すごくいい!この歌の歌詞がこの映画のキャラクター全員がどこかで思っていて、多分僕たちも少しは考えていたことを歌っていて個人的にすごく好きです。amazarashi「たられば」、是非聞いてください。

もうすぐ終わりますが、是非機会があったら絶対観てほしい作品です!

ここに注目してみて!

この映画、個人的に注目してほしいのは脚本を手掛けられた(2人いらっしゃるんですが1人だけですいません)アベラヒデノブさん!

この方、昨年ある舞台に出演されていて、凄く面白くて印象的な役をされてましたので個人的にすごく注目していた方なんです。監督業もされていて、自主映画や短編映画、映像だと乃木坂46の映像も監督されている方です(乃木坂、若様が卒業されて西野七瀬さんも卒業しちゃう…川後陽菜も…スイカが…はあ……何の話?)。この映画も脚本と出演をされていて、マルチに出来る方なんですよ。

おそらく今後更なる傑作を作る方なんじゃないかと思います。この映画の出来からして、おそらくこれがちゃんと公開されていたらもっと注目されていたんじゃないでしょうか。でも短期間とはいえ公開されて良かったです!ご自身が大阪のご出身で、僕も関西出身なので応援したい!そんなアベラヒデノブさんの最新作が来年1月26日に公開されます!それがこちら

「想像だけで素晴らしいんだ GO TO THE FUTURE」

こちら、主演が極楽とんぼの山本圭壱さんです(なんか揉め事がある方多めですね…ゲフンゲフン)。大阪のロックバンド「PAN」の楽曲から生まれた映画だそうです。どんな映画になるか楽しみですね!

映画「想像だけで素晴らしいんだ-GO TO THE FUTURE-」公式サイト
大阪拠点に全国で活動するロックバンドPANの楽曲「想像だけで素晴らしいんだ」を題材にした映画「想像だけで素晴らしいんだ-GO TO THE FUTURE-」

もう少し言わせて!(ネタバレ?)

すいません、「ここに注目」で、自分が追っかけていた(語弊があるかもしれませんが、まあ、似たようなもんです)方が脚本だったのでちょっと興奮して書いちゃいました。ですので、映画に関してもまだ触れときたいのでここに記します。ネタバレあると思うんで未見の方は注意です!

この映画、劇場パンフレットの販売がないので、詳しく詰めれないこともありますのでご了承ください。

 

この映画は前半に絶妙にキラキラしたシーンが続きます。ここがとにかく嘘くさく、しかしすごくわかりみが深いところなんです。

彼らの行動、発言にはまだ大して意味はなく、その一瞬一瞬を謳歌していて、未来に希望を膨らましたり、上京で夢への一端を掴めたりします。

ここ、個人的にはすごくあるあるだと思うんです。

というのも、田舎、というよりは東京という都会に住んでいなかった身からすると、この「ここなんかでくすぶってたまるか」という思いや「ここから絶対ビックになってやる」であるとかは多分そこそこの人は感じていたと思います。で、そこから出てみると様々なものがあって、それこそ東京なんていろんなところにチャンスはあるのにびっくりしました。

なので、実はここ一見するとキラキラしてるところですが、何とも言えないリアル感があるんです。正直、その後に巻き起こる事の方がぶっ飛んでると思います。

そしてやがて現実が襲い掛かってくる。ここから徐々におかしくなっていくわけですが、これらの原因がほとんどが周りの大人のせいであるのが面白いです。

例えばカナだとプロダクションのマネージャー、リョウは地元のヤンチャな先輩、キリは助けてくれた(?)カメラマン、タツオは親、ユウキは会社、コウタとマリコの夫婦は(はっきりと描かれてませんが、田舎でできちゃった婚からすると)家族、といった具合でしょうか。

ここの自分なりに生きようとするのを阻まれる感じもいいですね。おそらくほとんどの人がこの壁を登ってきたことと思いますし、現に僕なんかは登ってる最中です。なのでこの辺りからもう心臓が痛くて痛くて。身につまされまくっていて。なんか、もう、ねえ…ええ…

なのにこの映画はさらに追い打ちをかける。その壁を登れなかった、逃げた、立ち止まってしまった、登るのを先延ばしにしたなど、右往左往が尋常じゃないんです。

ここで自殺というテーマを扱っています。日本の自殺者は世界的に見ても多いのは有名ですが、多分どこかで死んだやつが悪いと思ってる人が多いと感じます(個人の見解です)。個人的にはこの問題は本当にデリケートなので慎重に扱わなければいけないと思いますが、それでもはっきり言えるのは、「死んだやつが悪い」という考えは傲慢だし間違ってる。

この映画でもある人物(名前はさすがに控えます)の自殺を巡って彼らがバラバラになってしまいます。ここは本当にしんどいです。「友達だったのに救えなかった」「あいつのこと何も知らなかった」「なんであいつのことわかってやれなかったんだ」と。まるで呪いみたいです。

そしてその呪いを一心に受けてしまうカナ。ちなみにこの辺りからのカナ演じる真野恵里菜さんは必見の演技をされています。正直この最後あたりは目を覆いたくなりました(個人的にそういうシーンが苦手なんです)。

しかし、この映画にはしっかりとした救いや許しがあるんです。ここがすごく感動しますね。

個人的に好きなのは、キリと母親の帰り道のシーン。それまでは中々キテるお母さんが、キリのある行為が母親と重なるところはグッときました。あと、リョウのところもよかった。それまでかなりクズな犯罪野郎でしたが、友の死を受けて、友のために罰を受けるのはスッキリしました。

そして最後に流れる「たられば」。歌詞の頭が「もしも僕が天才だったなら」 そこにいる誰もが一度は考えたこと。だけど違うから苦悩し迷走する。だけど違うからこそ、皆と出会えたんだと僕は思います。

…いかがでしたでしょうか?

とても痛く愛おしい映画、もし機会がありましたらぜひご覧ください!

コメント

  1. […] 「青の帰り道」鑑賞!ものすごくイタくて痛くて切なく愛おしくて愛に満ちた映画!見れなくなるのもったいない! […]

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