カメラを止めるな! ちょっと今更だけどどうしても書きたくて!上コレ含めてこう感じました。

映画感想
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どうも、けんせです。

また疎かになってしまいましたね…せっかく自分ではじめたのにあきませんね…

今年から映画館で鑑賞する本数を減らしていて(お金がない…)ある程度時間をさけるはずなので頑張らなければ!なんとか連続投稿したいものですね!

さあ、今からしっかりやっていこう!集中していこう!

そういえば先日、第42回日本アカデミー賞が発表されました!

日本アカデミー賞公式サイト
日本アカデミー賞協会の運営する公式サイト。日本アカデミー賞の概要、歴史の他、歴代の全受賞者受賞作品のデータを掲載。

やっぱり「万引き家族」、13部門受賞、すごいですね!先日発表されたゴールデン・グローブ賞にもノミネートされました。受賞は「ROMA」でしたが、おそらくアカデミー賞もノミネート確実でしょう!

それも素晴らしいですがしかし!映画ファンとしては一番嬉しいニュース!「カメラを止めるな!」がなんと8部門受賞という快挙ですよ!ほんとにとんでもない映画になりましたね!おめでとうございます!

正直、「今更かよ」と自分でも思いますが、やはりこのタイミングだからこそちゃんと自分の感想とかを書いておかなければ!

という訳で、今回は、

カメラを止めるな!

について記していきましょう!よーい、アクション!

どんな映画?

とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。​本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。

”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。

映画『カメラを止めるな!』公式サイト
映画『カメラを止めるな!』の公式サイトです。ENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾作品。短編映画で各地の映画祭を騒がせた上田慎一郎監督待望の長編は、オーディションで選ばれた無名の俳優達と共に創られた渾身の一作。 脚本は、数か月に渡るリハーサルを経て、俳優たちに当て書きで執筆。他に類を見ない構造と緻密な脚本、37分...

この映画、どうだった?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 大事件を巻き起こした歴史的作品!

今更なことは承知しておりますが、この映画、ほんとに大事件なんです!

そもそもは2017年に限定公開だけのはずが、2018年に本公開。都内2館の公開から累計350館以上の拡大公開(現在も上映中…円盤出てんのに)、興行収入31億以上、国内外の映画賞をたっぷり受賞、等々ほんとにキリがない!数字だけ見ても異常なのはわかると思いますが、作品の中身も、とても面白く非常に斬新です。

これはインディーズ映画、というかワークショップによって作られた映画ですが、歴史的傑作だと思います。少なくとも今後の指標になる映画となったはずです。ですから、見てない人はほんとに見ましょう!!頼むから!!アツアツやで!メールもしたんですよ。(多分この辺なんのこっちゃわからん人いるかも…だったら映画にGO!)

なのでここからはこの映画の作品としての素晴らしさを、個人的に感じてること含めてたっぷり書いていきます。

作品の構成

まあ、これは言わずもがなですね。正直、これを言うだけでネタバレになってしまいます。もう知らね。

当たり障りのないことを言うと、ワンカットのゾンビ映画をとったやつらの話、というだけあって冒頭のゾンビ映画からその制作の映画になるという二重の構造になっている点。これ自体は三谷幸喜さんの作品など様々な作品がありますが、その中でもトップクラスによくできた作品です!

さらに個人的には、ラストのエンドロールもこの映画のよさを高めてると感じます。

この映画内のワンカット映画の実際の撮影風景が流れるのですが、これによってこの映画の登場人物たちとこの映画の実際の制作者たちが重なり合うんです。これがもうほんとに、最高かよ、オイ!

これはまた後で詳しく書きますが、兎にも角にもこの構成の妙が映画の魅力と言えます。

物語

先にも少し書きましたが、この映画、物語も素晴らしいんです。

話のプロット自体は、ゾンビ映画のその裏話と言ってしまえなくもないですが、そんな言葉には収まらない!

冒頭のワンカット映画、見た人の大半が思うはずです。つまらない、と。なんか変な間があるし、グダグダだし、本名言うてもうてるし、さっきのあれ誰かわかんねーし、斧拾えちゃうし…正直僕も初見の時はそのひどさに、いやひどさを笑ってました。ところがどっこい、その裏側が始まった時から本当に面白くなっていく!詳しく書くのは本当に萎えるので書きませんが、純粋に笑かされてる僕がいました。

つまりはシンプルに面白い!ということです。だけどそのシンプルさがここまで丁寧にストレートに出てるのは素晴らしいですね!なかなかないと思います。

映像

映像と一括りに言ってしまいましたが、この映画は撮影、編集含めてとても素晴らしい。とてもアツアツです。

まずは何といっても前半のワンカット!エンドロールで実際に撮影してるのが伺えますが、これ普通に大変です。リハーサルを何度も重ねて、実際に6テイクも撮影されたというこのシーン。この映画内ではいわゆるインディーズの制作陣がつくった怪作、珍作(、駄作、これが蛇足)的位置づけとも見えますが、ここだけとっても並々ならぬものを感じます。

さらに、その種明かし的な位置づけになる後半は、非常にテンポがいい。サクサクと進んでいくし、非常にいい間なので笑いっぱなしになる。この編集は見事ですね!なんといってもこの映画の肝であるこの部分が、非常に優れた編集がされていることこそこの映画の魅力がストレートに伝えれた要因だと思います。編集は上田監督自身で行われたそうです。すごいですね!

役者陣

映画の顔ともいうべき役者。この映画は、そもそもワークショップで作られたので、有名な人がほとんどいない!(中には「この人有名だよ!何で知らないんだよバカ!」と言う人もいるかもしれませんが、見た当時の僕は全然知らなかったのでそれ基準で物を言っていますのであしからず)

ですが、それがこの映画では生きているんです。ワンカットゾンビ映画をやってる人も見ず知らず。(映画内で)それを作ってる人も見ず知らず。どっちも見ず知らず。それが非常に異常なリアルな世界を作り上げています。ホントにリアルな芝居が、そこにある。うらやましいものです。

やはり何といっても主演の濱津隆之さん!前半と後半でまるで違う、けどそれが絶妙に絡み合ってるのが面白かった!日本アカデミー賞でも優秀主演俳優で受賞してはります。是非とも最優秀、いってほしいですね!

メイクさんで奥さん役(一応こうしときます)のしゅはまはるみさんや真魚さん長屋和彰さん、細井学さん、大沢真一郎さんや浅森咲希奈さん、他にも数上げたらきりありませんが、初見時ポスターを見たとき、どんぐりさんを見て、「この人、実写の進撃の巨人で巨人やってる人ちゃうん?」と思ってしまいました(笑)すいません!ほんと皆さん魅力的で、参っちゃいますね。

また、この出演された役者さんたちが全国の舞台でずっっと舞台挨拶されてるのもすごく素敵でした!正直そんな経験全くなかったので、すごく不思議な映画体験でもありました。これも素晴らしい魅力ですね!

映画を見て感じたこと

さて、この映画の魅力をツラツラ書いてきましたが、実は一昨日、上田監督のショートムービー特集、「上田慎一郎ショートムービーコレクション」を鑑賞してきました。

『上田慎一郎ショートムービーコレクション』
『上田慎一郎ショートムービーコレクション』

「ナポリタン」「彼女の告白ランキング」がバカで面白かったです!「テイク8」は少しカメ止めの匂いを感じましたが、ちょっとうまいこといかなかった印象。「Last Wedding Dress」は良かったけど、そこまで印象濃くはないかな…偉そうですいませんが…

面白かったですが、すべていいわけでもありませんでした。けどこのカメ止めにも息づく何かがありました。

この短編集なども見て、「カメラを止めるな!」で僕が感じたことがあるんです。

「カメラを止めるな!」のエンドロールで、実際に撮影している様子が写されています。それを見ていると、映画の内容と実際に撮ってる皆さんが重なり合って見えるのは先にも述べましたが、短編集を見てちょっと納得しました。

映画のラスト付近、監督が「(お客さんが)見てんでしょうが!」と言った後、プロデューサーにこう言われます。「ん…誰が?」(ここだけ取り出すとややこしいですが、とりあえずわかんない人は映画にGO!)僕はここがすごく突き刺さりました。すごく切ないと同時に何か現実が垣間見える瞬間だと思います。短編集などを見ると、非常にこの映画に引用された設定やアプローチがあるのが分かります。

つまりあの言葉って、監督たち自身が実際に言われたり、自身を縛っていた言葉なんだと思います。確かに面白いと思うし、よく頑張ってるけど、見てねーよ、と。これは、映画だけでなく、様々なものに当てはまると思います。すべての人間に当てはまると思います。結果がすべてだとかよりも以前にそもそも見られてすらいない。すごく悔しい。

だけど、この映画はあらゆるところでヒットしました。いろんなところ、それこそ世界中で見られました。今も見てる人がいます。本当に面白い作品は世に認められることを証明してくれました。世に認められヒットすることもわかりました。何故この作品はこんなにも面白いのか。

それは、監督はじめ映画を作った皆さんが、カメラを止めなかったからです。

確かに見てないと言われたかもしれないし、自分で思ってたかもしれない。だけど絶対どこかで誰かが見てる!あまり見られずに来てしまったものだらけかもしれない。だけど絶対誰かが見て面白いと思ってくれている!だから止めないし止まらなかった。才能ある方たちです、だけど才能があってもそれだけではこんなことはできません。面白いものを、自分の好きなものを作るということを止めなかったバカだからこそ、この「カメラを止めるな!」が夢のような作品に仕上がったんだろうと思います。

奇跡かもしれないけど、まぐれじゃない。馬鹿には作れないけど、バカだったからこそできた作品、なんじゃないでしょうか。夢を与えてくれる作品だと感じております。

映画の登場人物たちは役者さんたち自身でであり、制作者さんたち自身であり、監督さん自身。だからみんな笑顔で終わるんじゃないでしょうか。そしていづれかは僕たち自身もそうなっていきたいもんです。

 

 

…いかがでしたでしょうか。ラスト鬱陶しいぐらい長くてすいません。短編集見た後にカメ止め見てなんか泣けてきて、こんな感じになりました。

「カメラを止めるな!」、是非とも日本アカデミー賞獲ってほしいですね!最優秀作品賞とか!

そして、金曜ロードショーでも放送されることも決定しましたね!放送日未定ですが、すごいですね!是非今後も注目していきましょう!Keep Rolling!

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

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