コーヒー&シガレッツ 珈琲と煙草。会話と人生。全てを楽しむ作品!

映画感想
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どうも、けんせです。

今回もまた短めにですが映画紹介です。この時期に観て、一体どう書けばいいか悩んだんですが、いつも通りに書いていきます(笑)今回はこちら!

コーヒー&シガレッツ

こちらはジム・ジャームッシュ監督作品!最新作「デッド・ドント・ダイ」の公開前に色々見なおしてたんですが、実家近くでこの作品がたまたま売ってたので購入して見ました!その感想をお話していきます。

ちなみに、「デッド・ドント・ダイ」についてはこちら。

あと、多少ですがこの映画についても調べてきたことを少しお話していますので、そちらについてもお楽しみに。どうか最後までお付き合いください!

あらすじ(ていうか概要)

「変な出会い」が1986年に撮られて以降、ジム・ジャームッシュが断片的に撮られた11の作品からなるオムニバス映画。登場人物がコーヒー(時に紅茶)を飲み、煙草を吸いながら、とりとめもない会話をしているだけの映画なのだが、俳優達の台詞や表情、間などで会話している人々の関係や作中に込められたユーモアを垣間見ることができる。作品順は「変な出会い」「双子」「カリフォルニアのどこかで」「それは命取り」「ルネ」「問題なし」「いとこ同士」「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」「いとこ同士?」「幻覚」「シャンパン」(Wikipediaより一部抜粋)

 

この映画、どうだった?

★★★★★★

愛すべき会話と人生を堪能。

けだるさ溢れるリラックス・ムービー!

本当にまどろっこしいことを考えずに楽しめます!ひたすらに他人の会話を盗み聞きする(?)短編集です!

古き良き習慣を白黒映像で!

今の日本では、喫茶店でタバコが吸えないので、最早古き良き(?)となった珈琲煙草店で楽しむこの感じ。非常に落ち着きます!何気ない会話が、どこか調子がズレてる感じが、今尚どこかでなされてる感じが堪らない!

さらに全編白黒映像なのが、さらに思い出感を増してきます。いくつかの短編のうちは、本当に僕らみんなどっかでやってたっけというほどに、非常にけだるく楽しい!皆もわざわざテスラコイルでも持ってきて、友達に自慢もしたでしょう(笑)煙草のにおいが嫌いな人が増えてますが、そういう店で時間をつぶしている感じが、とにかくいいんです!監督も気楽に作りたかったそう!

ちなみに、この映画の最後のエピソードはすこし切ない。ビルの清掃員のおじいちゃんたちが、休憩時間に煙草と珈琲。コーヒーをシャンパンに見立てて人生に乾杯。流れてくる曲は、グスタフ・マーラーの「私はこの世に捨てられて」(Ich bin der Welt abhanden gekommen)。悲しくも美しい終わりですね。ちなみにこの作曲家は、ルキノ・ヴィスコンティ監督作「ベニスに死す」の作曲家のモデルとなった人です。

豪華な役者陣!中には例外も…

この映画はかなり豪華な役者陣が出演しています!ちなみに、俳優の名前がそのまま登場人物の名前となっています。ほぼ本人役です。ていうか何人かは本人です。

この彼らの即興とでも言いますか、とにかく会話を楽しんでる様は見てて面白い!アドリブ満載な回もあれば、きちんと演じてる回もあったり、まさに何でもあり!

ビル・マーレイがコーヒーを直飲みしたり、ロベルト・ベニーニが勝手に歯医者に行ったり、スティーブ・ブシェミスパイク・リーの弟と妹の間に無理やり入っていたり、アルフレッド・モリーナスティーブ・クーガンと遠すぎる親戚だったり設定が豊かで楽しい!

かと思えば、ケイト・ブランシェットは双子役を一人二役しっかり演じてたりするのが凄い。他の作品とは違って異質な感じですね。ちなみに、彼女はこの演技でインディペンデント・スピリット賞で助演女優賞にノミネートしています。

また、ジム・ジャームッシュは作品で俳優以外の人を起用するのが有名ですが、今回はミュージシャンが多数!イギー・ポップトム・ウェイツウータン・クランRZAGZAホワイト・ストライプといったすさまじい顔ぶれ。ちなみに、イギー・ポップとトム・ウェイツが出てるエピソードで、何故かずっとハワイアンが流れてるのはちょっとおかしかったです。

しかしそんな中、見たことある人は「この美女誰?」と思ったことでしょう、「ルネ」に出てくる謎の美女。ルネ・フレンチという方なんですが、出演作はこれともう一つ謎の映画だけだそう…どうやら、「マルコムX」のスタッフでインターンとして参加されてたみたいです。しかしとても美女で、しかも読んでる本が銃の雑誌という、なんとも言えないエロさ(?)がありましたね…一体どんな人なんだろう…

ここに注目してみて

ここからは、この映画についてのお話と、個人的に好きなエピソードについてお話していきます。

各作品の背景

まずこの映画は、そもそも1986年に人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」から短編を1本依頼されたのが始まりです。この時のエピソードが、最初のエピソードである「変な出会い」。ロベルト・ベニーニが結構若いのはそういうことです。「ライフ・イズ・ビューティフルより前です。

その次に撮影されたのが2作目「双子」。1989年のことです。3年も経ってるんですね。

そして1992年に、3作目「カリフォルニアのどこかで」が撮影されました。このロックファンにはたまらないエピソードは、1993年カンヌ国際映画祭短編映画部門グランプリを受賞しました。

そのすぐ後に撮られたのが、5作目「ルネ」と6作目「問題なし」。そして、2003年に残りの「それは命取り」(4)「いとこ同士」(7)「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」(8)「いとこ同士?」(9)「幻覚」(10)「シャンパン」(11)を撮影されました。

この作品は2003年ヴェネツィア国際映画祭特別招待作品として上映されています。

ちょっとずつ絡むようで絡まない各エピソード

この各短編は、撮影された年代もバラバラ。そのため、特に整合性をもって作られたわけではありません。

ところが、監督ならではといいますか、各エピソードの中には、実は関係あるんじゃないかなと匂わせるものばかりあるんです。

例えば、タイトルで言うと「いとこ同士」と「いとこ同士?」だったり、「それは命取り」と「問題なし」はそんな感じがします。また、「カリフォルニアのどこかで」と「幻覚」では、音楽と医学の関係の話が共に語られてます。また「双子」にて、スティーブ・ブシェミがエルヴィス・プレスリーの双子都市伝説を話してますが、「いとこ同士」ではケイト・ブランシェットが一人二役やってます。「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」では、バックに「カリフォルニアのどこかで」に出てるイギー・ポップのストゥージズが流れてて…多い多い多い!全部上げれません!

こういう気づくか気づかないかで関連させてる感じ、なんかいいですね。「こうなんじゃないか?」って妄想が膨らみますね!

個人的に好きなエピソード

ここからは個人的に好きなエピソードを2つ紹介します。

まずは「問題なし」。親友を心配して駆けつけた男と、問題はないと言い続ける親友。普通なら何かが巻き起こるのに、この平行線から一切ずれないのが面白い。個人的にすごくこの感じが分かるので、なんとも可笑しくなって好きです。しかも、ここに出演しているイザック・ド・バンコレさんは「ブラックパンサー」の川族の長として出演されています!

次に「いとこ同士?」先にも書いたように、アルフレッド・モリーナスティーブ・クーガンが、遠すぎるが親戚かもしれない、というお話。この2人の温度差のバランスや立場、これが凄く見てて面白い!終盤に完璧にひっくり返った立ち位置は笑わずにはいられませんでした!

皆さんはどのエピソードが好きですか?

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は「コーヒー&シガレッツ」についての感想と若干の豆知識でした。

とにかく気楽に楽しめる映画!この映画のように、人生を楽しんでいきたいですね。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

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