サタデーナイト・チャーチ 感想!都会のLGBTQの若者をリアルに捉えたミュージカル!瑞々しく、重く、それでも愛と勇気にあふれた映画!

映画感想
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どうも、けんせです。

いや、また少しさぼり気味になってますね。これずっと言ってますね。実は自分ちにヒッチハイカーがなんかやってきまして、勝手に人んちに入るもんだから家族総出で捕まえてお肉してました!チェーンソーとかで追っかけまわして、なかなか捕まんなくて大変でしたよ⁉しかも一人に逃げられてしまいまして、、、くそぉ、、、

…クソ詰まんないですね。

すいません。言い訳させてもらうと、なんか風邪が微妙に治ってなくて、若干シンドイんですね。完璧な言い訳ですね、これは。気を付けます。

で今回も感想をメインに。今日お話しする映画は、

サタデーナイト・チャーチ-夢を歌う場所-

こちらについてお話させていただきます!こちら個人的にも非常に気になっていた映画で一昨日観てきました!

あらすじ

ニューヨークのブロンクス。「美しくなりたい」という思いを抑えられずにいる青年ユリシーズは、ある夜、ストリートで出会ったトランスジェンダーのグループに「サタデーナイト・チャーチ」に誘われる。そこは静かで厳格な昼間の教会とは異なり、ダンスや音楽を楽しみながら、同じ境遇の仲間と語らう場として開放されていた。ユリシーズは、その自由な雰囲気に魅了され、少しずつ自分を解放してゆくが、ある日、隠していたハイヒールが家族に見つかってしまい……。

(映画.comより抜粋)

この映画どうだった?

☆☆☆☆☆☆☆

たとえ苦しくても、本当の自分を受け入れ、前を向く。その先に希望と愛がある!

はい、くさいこと言いましたが、この映画を見るとこう考えさせられます。とてもいい映画でした!

サタデー・チャーチ・プログラム

この映画は監督さんや出演者さんの多くがゲイやトランスジェンダーの方です。LGBTQの方たちですね。この映画でも最近でも、チリの映画で「ナチュラルウーマン」という映画がトランスジェンダーの女性が主人公の映画でしたね。あれもかなり面白かった!そして今作は、そんなLGBTQの若者たちが集う、「サタデー・チャーチ・プログラム」が舞台です。

こちらについて少し触れますと、家族や周囲から理解を得られずに家出をするLGBTQの若者が後を絶たず、ニューヨーク市が宿泊施設を開放するも、粗悪な環境が原因で寄り付かなくなり、ホームレス化が進んでいました。そんな中、2001年にセント・ルーク・イン・ザ・フィールズ教会が本プログラムに乗り出し、24歳までの若者たちに、食事や衣服の提供、安全なセックスの指導、HIV検査、ダンスやバスケなどのスポーツをする場の提供、その他個人の相談にのる機会を設けました。今でも約30の教会が本プログラムを実施しています。本作は、監督が実際教会でボランティア活動をしていた時の経験が生かされているそうです。

アメリカは様々な面で進んでいる印象があり、事実LGBTQへの理解も深まっています。しかし、それは主に白人だけの話だそう。TVや雑誌、映画に出ているLGBTQは白人が多く、そちらは市民権を得ています。しかし有色人種に関しては少なくて、未だ理解が及んでない状況です。先に言ったプログラムも、参加している9割は有色人種の方です。

この映画でも、厳格な叔母ローズがユリシーズに向かって「男なんだから男らしくしなさい!」という場面がありますね。オスカー作品「ムーンライト」でも、「男らしさ」からの解放がテーマでした。黒人はやはり「男らしさ」の呪縛が根強くあるそうで、ゲイの人々は仲間外れやいじめにあってしまうそうです。

ちなみに本作の主人公ユリシーズははっきりとゲイとは描かれてません。自分のセクシュアリティにもすごく揺れ動いているのが伺えますので、Qクエッショニングという性的指向や性自認が定まってない方、もしくはクィアという性的指向や性自認が非典型な方)なのかなと思います。

ミュージカル!

そして、この映画は何とミュージカルです!僕は非常にミュージカル映画が好きなので、とても楽しみでした!

で、今回は、非常に不思議でした。一番最初のナンバーがあまりにも唐突すぎるし、短く不自然。その後も友人のエボニーが歌い上げる所もやや不自然な感じが見えました。これは大丈夫なのかな…?と感じました。

が、ユリシーズとゲイであるレイモンドが心通わせるシーンでハッとしました。ここは非常に感情が自然で、とても心地いいんです。

つまり、この不自然さは、彼らのこのエモーションと現実世界の齟齬が生んだ不安定さを感じれるようにされてる!…はずです。ここじゃないどこかに行きたい、ホントの自分を理解されたいと思っても、現実はそこから出れず苦しく独りぼっちそれでもなお、力強く歌う姿は、心を打たれました。

この映画は、ミュージカルが好きな方にこそ是非観ていただきたいです!いろんなことを思わせてくれるはずです!

最後にもう一つ!

いかがでしたでしょうか?

この映画は、LGBTQを扱った映画というよりも誰もが人間であることを描いた映画だと感じました。というのも、ユリシーズが歩く道は誰しもが通る道だからです。非常に苦しくて切なくて逃げ出したくなりますが、それでも自分を受け入れて進んでいくからです。しかも実話や実体験がベースにあるので非常にリアルで重たい道に仕上がってます。

あ、ちなみにユリシーズって、ギリシア神話の英雄オデュッセウスから来ていて、「苦難の英雄」という意味を表してるそうです。深いなあ。

また彼を演じているルカ・カインめちゃくちゃカッコいいんですね!

かっけえ…。いいなあ…こうなりたいなあ…。

 

 

…はあ?

まあ、本国では非常に評価されてますが、日本ではいまいちな感がありますが、とてもいい話ですし、都会のLGBTQの方の実態とかも知れました。また日本は、正直僕もそうですが、LGBTQに対しての理解が深いとは言えないと思います。やはりどこか自分たちとは違う人だと思ってしまう節があるかもしれませんが、この映画はそうじゃなくて誰もが人間なんだよ、と教えてくれます。だからこそラストには普遍的で、しかしこの2人だからこそ築けた愛があるんです。

普通なんです。だからこそいいんです。

はい、という訳で「サタデーナイト・チャーチ-夢を歌う場所-」の感想でした!正直個人的にとても好きな映画になりましたね!皆さんはいかがでしたでしょうか?感想などあればお聞かせください!コメントでお待ちしてます!あと、まだ見てないという方は是非見てください!下にHPのリンクを貼っておきますね。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

 

じゃあ、逃げた女、とっちめてきまーす。

台無しやないかい!

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